珪藻土に関するよくあるご質問

珪藻土って多くのメーカーから種類が出ているけど、どう選んだらいいの?
A

優れた調湿機能を持った珪藻土の塗り壁とは、以下3 つの条件を満たしたものをいいます。
(1)調湿機能を持った高機能珪藻土であること
(2)固化剤などの添加剤が自然素材であること
(3)高機能珪藻土の含有率が高いこと

高機能珪藻土の含有率(1袋に何% 入っているか? ) は気にしたほうがいいの?
A

1 袋にどれだけ高機能珪藻土が入っているかがポイントです。残念ながら1 割しか入っていなくても珪藻土建材として 扱われます。MP パウダーM は50%、H では80% の含有率があります。だから調湿機能も高いです。

高機能珪藻土以外の内容物と何で固めているの?
A

高機能珪藻土以外の内容物と何で固めているの?
高機能珪藻土以外に何が含まれているかが問題です。
いくら高機能珪藻土がH シリーズの様に80% 入っていても残りの20% に石油化学品や高機能珪藻土の2 ~ 50nm の細孔をふさいでしまう物質が入っていれば、せっかくの調湿性能も台無し、ただの塗り壁材になってしまいます。MPパウダー® シリーズは石油化学品は含みません。高機能珪藻土の固化剤には自然のりだけを使用しており、安心・安全・ 高機能をお約束します。

調湿性能って?グラムパーキログラムって何?
A

調湿性能とは文字の通り湿度を調整する機能の事です。
その性能の大きさその性能の大きさは25℃50%RH(室温25℃、湿度50% の時)と25℃90%RH(室温 25℃、湿度90% の時)の吸湿率の差で表します。

相対湿度が90% の時(湿気が多い時)はたくさん吸湿して、相対湿度が50% の時(湿気が少ない時)はあまり吸湿しないということになります。
逆に、湿度が50% をきると蓄えていた湿気を放湿して湿度を一定に保とうとします。その性能を調湿性能といいます。

そしてグラムパーキログラムとは材料1kgで何gの湿度をコントロールできるのかを表しています。つまりMP-H の調湿性能155.1g / kg とは1kg の材料を塗ったら155.1g の湿度をコントロールできるという事になります。
例えば8 帖のお部屋(約40 ㎡)の天井・壁を塗ったらおおよそ6.204g(※)のコントロールができる計算になります。これはとてもスゴイことです。
※MP-H を4 袋使用した場合の計算になります。

結露に悩んでます。MP シリーズの何を使えばいいですか?
A

MP-H かMP-M がおすすめです。特にH の調湿性能は優れています。
常にジメジメ・臭いがこもりやすい洗面所・北側のお部屋・トイレなどに向いています。

自然素材でできたMP パウダー® シリーズは何が入っているの?
A

珪藻土(植物性プランクトン(藻)が化石になったもの)
白土(火山灰)
のり材(食用でんぷんのり)
セルロースファイバー(木質繊維(古紙))
色粉
が入っています。

珪藻土は特異な多孔性の構造のため呼吸性に優れた性質を持っています。昔から七輪(耐火性に優れている)に使われたりファンデーションやビールのろ過材にも使われるくらい安全で自然な物です。

白土はMP パウダー® の色を白くする為に、白い火山灰を使っています。これも自然な物です。
のり材はMP パウダー® を固めるために使っています。化学性ののりは使っていないので、安心です。

セルロースファイバーつなぎとして使用しています。

色粉は無機の鉱物顔料を使用しています。化学性染料は使ってないので安心です。

MP パウダー® は新築しか使えないの?リフォームでも使える?
A

新築で主に使われている石こうボードならそのまま塗れます。
(ジョイントの処理は行ってください。)
ビニルクロスにも塗れますのでリフォームでも大丈夫です。

キズはつくの?キズを防ぐ方法はあるの?
A

自然のりで固めているので、エマルジョン系などの樹脂は使用していないため、椅子などの硬いものが当たればキズがつく事もあります。気になる方は腰壁をつくったり、MP パウダー® の上から和紙を貼るとキズを防ぐことができます。
全体に和紙を貼ると壁の強度がアップし、風合いも柔らかくなります。

『塗り壁』ってヒビ割れしないの?
A

下地が動く(ボード・木のうごき、振動)と、それに追従して「ヒビ割れ」というかたちで表面に現れます。
特に入隅・出隅の部分は塗り壁材の収縮もあり、ヒビ割れが出やすい箇所となります。
また、真壁などで、木が伸縮することが原因で、木とMPパウダー® に隙間ができる(チリ切れ)ことがあります。

MP パウダー® は自然素材で作っている為、クロスやペンキに樹脂が入った塗り壁に比べると微細なクラックやチリ切れが生じる事があります。

※経年変化や地震によってもヒビが入る場合があります。尚、クロスでも経年変化によって剥がれ・割れが出ることもあります。
※天井・壁・梁・柱の入隅や出隅はクラックやチリ切れが生じやすい場所です。

メンテナンスってどうするの?汚れ・キズ・ヒビ割れができたらどうすればいいの?
A

【汚れ】
スイッチ・コンセント回りについた手垢、鉛筆や物がこすれた痕はプラスチック消しゴムで消えます。
水溶性のシミ汚れ( 醤油、コーヒー等) は、霧吹きで水をかける乾燥を3 回ほど繰り返すか、布にキッチン用漂白剤の3 倍液ぐらいつけて染み抜きをする要領で落してみてください。

【キズ】
浅いキズならキズの回りにキズより大きめに霧吹きで水をたっぷりかけて指でならすか、ヘラ等でならしてそのまま乾燥させれば終了です。乾くとキズが目立たなくなります。

【ヒビ割れ】
霧吹きで水を噴霧し、湿らせ、元の材料(粉の状態)をスポンジにつけ、ファンデーションのようにポンポンと付けていってください。

【入隅のヒビ割れ・チリ切れ】
元の材料を水で溶き(やわらかめ)、筆などで、ヒビ割れを埋めてください。または柱側にマスキングテープをはり、水で練った材料をチューブかなにかでヒビ割れに注入することもできます。

快適で健康な湿度って?
A

健康な湿度は40% ~ 70% となります。
MP パウダー® はこの快適湿度40 ~ 70% の間に調整しようと、永久的に働いてくれます。

カビ・ダニ・ウィルスなどは湿度と関係します。
【70% 以上】
特に梅雨のように、ジメジメする時期はカビの増殖には条件がいいです。そうするとカビなどの養分とするダニも繁殖しやすい環境になってしまいます。
【40% 以下】
ウィルス(インフルエンザウィルス)などが増加しやすい環境です。50% 以上の湿度があればウィルスは死滅します。
20% 以下になると増加するという実験結果がでています。

このことから快適で健康な湿度は40% ~ 70% となります。

パターンによって色が変わったりするの?
A

手作業で仕上げる材料のため、パターンや色は必ずしも均一には仕上がりません。 自然の風合いをお楽しみください。

キレイに仕上げるコツは?
A

MP パウダー® は自然素材で構成されています。材料を練る際の水の量、練り方や練り時間によって材料の性質が大きく変わります。この点にご注意いただいて施工することがキレイに仕上げるコツになります。

どんな壁にも塗れるの?
A

以下の壁、下地材に塗ることができます。
【石こうボード】適正:◎
【クロス下地】適正:○
【石こう中塗り】適正:◎
【モルタル・コンクリート】適正:◎
【ペンキ・塗装】適正:△
【古壁(砂壁、繊維壁など)】適正:△ ベニヤ板、合板などは塗ることができますが、あまり適していません。

MP パウダー® を塗ればカビは発生しないの?
A

カビが発生、発育する条件は以下の4 項目に大別され、1 項目でも欠けると発生しません。
1. 栄養:でんぷん、糖分などを好む。それ以外でも大抵のものは養分に出来てしまう。
2. 酸素:極めて少ない量でも、酸素があれば生育できる。
3. 温度:25 ~ 35℃が発生、生育に最適な温度。種類によっては0 ~ 45℃でも発育可能。
4. 水分・湿度:カビの増殖に最適な相対湿度は80% 以上が最適だが、低湿度でも増殖できるカビがある。相対湿度50% 程度ではカビは増殖しない。また、カビは水分(水)がなければ発育出来ない。

MP パウダー® がカビ、ダニを防止するというのは湿度をコントロール、また、それにより結露の発生を防ぐため、カビの発育(発生)を防げる、ということになります。

ただし、施工後に乾燥時間が長くかかってしまい、壁自体が水分を保持している時間が長くなってしまうと、湿度をコントロールできずに結露を起こしてしまった場合、何かの原因で水漏れが発生、その水を壁が吸収してしまった場合に、カビが発生してしまうことがあります。
このような理由により、MP パウダー® を塗ったから「絶対」カビが発生しないとは限りません。