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樹の話

 

樹種選びは、無垢の木を好む人の楽しみのひとつだと思います。樹はそれぞれ性質が異なります。色合いや質感、強度など自分の好みに合った樹種を選ぶと思い入れが一段と増す事でしょう。今回は、ミライエの建築でお馴染みのWOODONEから、キッチン(スイージ)に使われている4種類の樹種を紹介します。

 

ニュージーパイン

北米カリフォルニアが原産となる松の一種。現在では、ニュージーランドやオーストラリア、チリなど、多雨多湿で生育条件の整った地域に多く植林されております。温暖な地域で育ったニュージーパインは幹が太く、芯がしっかりと締まり、均一に整った伸びやかな木目模様も特徴です。木肌の色合いは心材(赤見ともいわれる)は淡い褐色、辺材(白太ともいわれる)は淡い黄白色で、その上質な透明感の有る美しさも人気の理由になっています。経年変化により深みのある飴色に変わり、美しさを増していきます。家屋の床や階段、建具・天井などあらゆる内装材や柱・梁・桁などの構造材にも汎用性があり、特に無節の一本物は高級品材として珍重されております。

 

オーク

日本ではナラの木と呼ばれ(ドングリ)のなる木としても馴染みの深い、日本全国で見られるブナ科の樹木。ヨーロッパではKing Forest “森の王様” と呼ばれて神聖視されてきました。堅く強いその性質から、良質な家具材や床材、船材などの材料として古くから世界中で需要が有ります。液体などの透過性が低く不朽にも強いこと、また香味成分となるタンニンを多く含んでいることから、ウイスキーやワインを保存する樽の材料としても珍重されています。力強い木目が特徴でもあるオークは、板目に取れば色深い波線形の木目が楽しめ、柾目に取ると一転して穏やかで優しい木目が楽しめます。また、オーク材の独特の、虎の毛のような反転模様の木目(虎斑ーとらふ)を楽しめる物もあり、一本の丸太で多彩な表情を見る事が出来ます。

 

メープル

別名(カエデ)と呼ばれ、一般的には(もみじ)として知られる落葉高木。そのほとんどが北半球に分布しており、その種類は世界で数百種にも及ぶともいわれています。高さは30メートルを超えるものもあり、木肌は白っぽく、薄い赤褐色の木目を持っています。組織が密なためキラキラとした光沢が有り、明るい雰囲気で人気の高い樹種です。その見た目の美しさから、古くから家具等に使われてきたほか、高級車の車内パネルやギターのボディートップ材をはじめ、装飾としても幅広く使われています。また、硬く弾力性のあることから、強力な衝撃への耐性が求められるボウリングのレーンやビンなどにも使われ、最近ではバットの素材としても注目されている木材です。

 

ウォールナット

ウォールナットは、オーク、マホガニー、アッシュと並んでヨーロッパの家具材を代表する4大銘木の一つです。美しい木肌と狂いの少ない材質が特長で、欧米では古くから家具材や装飾用材、あるいは楽器の素材としても利用されてきました。衝撃に強い特性を活かして、ライフルの銃床の素材にも使われたりもしています。その重厚感のある美しさから、建築材としても人気が高く、ドア、フローリング、造作材などに用いられ、優しく落ち着いた風合いが日本でも大変好まれています。

 

上記の他にも目から伝わる癒しや調湿効果など他にもたくさんの良さがあります。家造りを計画している方やリフォームを検討している方など、是非今回の掲載を参考に無垢材を取入れた住宅を造って頂ければと思います。またその際は、是非ミライエへご相談下さい。スタッフ一同お待ちしております。